本間美術館を代表するコレクションである茶道具の多くは、酒田の豪商として知られた本間家に伝来したものです。それらは、庄内藩酒井家や米沢藩上杉家といった大名家からの拝領・伝来品や、お客様をおもてなしするために求めたもので、中国産の「唐物」、朝鮮半島産の「高麗物」、日本産の「和物」などがあります。
本展では、当館所蔵の数ある茶道具の中から茶碗と茶入を中心に紹介します。お茶を飲むための容器である茶碗と、抹茶(濃茶)を入れる陶製の容器である茶入は、茶席における主役ともいうべきものであり、多くの茶人たちによって賞玩されてきた歴史があります。茶の湯を彩ったうつわの数々をお楽しみ下さい。
期間 5月31日(土)〜7月15日(火) ※会期中無休
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
場所 本間美術館 美術展覧会場
入館料 一般1,100円 高・大学生500円 小・中学生無料
15名以上の団体は一般990円 高・大学生450円
上記入館料で国指定名勝「本間氏別邸庭園(鶴舞園)」「清遠閣」もご覧いただけます。
関連イベント
ーー学芸員のギャラリートークーー
日時 6月8日(日)11:00より
場所 美術展覧会場
ーー清遠閣茶会 表千家同門会山形県支部庄内地区ーー
日時 6月29日(日)9:30~14:30
場所 清遠閣 ※別途料金が発生します。