日本の人形研究の第一人者で人形協会の重鎮、吉德十世・山田德兵衛(1986~1983)が、昭和初期頃から研究資料として収集した品々を母胎とする「吉德これくしょん」。
日本人形の祖形といわれる祓いのひとがた、人形工芸の極致ともいえる江戸期の御所人形、節句飾りの変遷を示す古雛や五月人形、人形や玩具が描かれた浮世絵など、無慮数千点に及ぶコレクションからの精選資料約100点により、日本が誇る人形文化を見つめなおします。
また、昭和2年(1927)に、親善を目的としてアメリカの子どもたちから贈られた「青い目の人形」のうち、鶴岡市内に現存する人形や、その返礼として贈られた「答礼人形」で修復のために日本へ里帰り中の「ミス山形千歳」を特別展示いたします。
会期:6月20日(金)〜8月18日(月)【52日間】※水曜休館
時間:9:00~17:00(入館受付は閉館30分前まで)
料金:一般1,000円/高大生400円/小中生300円(各種割引有り)
※博物館内の常設展示施設・庭園など全てを見学できる料金
会場:致道博物館 美術展覧会場