2017年4月、日本遺産に認定された「サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」のストーリーの中心となっているのが松ヶ岡開墾場。
認定後、日本遺産構成地としての整備が進められています。
日本遺産 サムライゆかりのシルク
2021年には松ヶ岡開墾から150年という節目を迎え、
50年を記念して植えられた桜は100年を超えたの大木となり、今もなお見事な花を咲かせています。
施設詳細について▶︎松ヶ岡クラフトパーク
つるおか観光ナビ 松ヶ岡開墾場
大駐車場側より本陣側まで遊歩道両脇に桜が咲きます
本陣 初代荘内藩主酒井忠勝公が入部した際仮殿であった「高畑御殿」の一棟。藤島に移築後、休憩所として利用されていたものを明治になって松ヶ岡本陣として移築。開墾の本部として使われたそうです。
内部の見学等については松ヶ岡産業さんへ TEL.0235-64-1331
松ヶ岡本陣側門より蚕業稲荷神社のある丘にも桜が咲きます
門内は車は通れません。車は開墾場から一本手前の道を曲がって裏手の大型駐車場へ。本陣側にも数台停められるスペースがあります。
大駐車場にトイレ、日本遺産インフォメーションセンターもあります。周辺は農地なので通行にご注意ください。
開墾士の住宅だった建物がインフォメーションセンターになっています。
一番蚕室は現在、「松ヶ岡開墾記念館」となっていて、1階で鶴岡の絹産業の歴史など、2階で土人形などのコレクションの展示をしています。
本陣と記念館内の見学は有料となっています。音声ガイド、英語表記ありです。
向かい側の二番蚕室は「一翠苑(休憩、軽食)」「直売所ひょうたん」となっていて立ち寄りスポットとなっています。
季節限定のメニューの販売があります。
第三蚕室 蚕の見学などができる「おカイコさまの蔵」松ヶ岡産業株式会社事務所となっています。
見学等については松ヶ岡産業さんへ TEL.0235-64-1331
第三蚕室の向かいは桑の葉を保存する貯桑土蔵として使われていた建物で、現在は「松岡陶芸教室 陶の蔵」さんになっています。
陶芸教室と四番蚕室の間から松ヶ岡にできたワイナリーに「ピノ・コッリーナ」へいくことができます。
ワイナリーに「ピノ・コッリーナ」 葡萄栽培の畑の見学や、畑をみながらの食事ができます。
桜の時期にはマルシェ開催。詳しくはイベントページにて。
四番蚕室シルクミライ館 シルク産業についての映像や体験などができる施設。
kibisoショップではシルク製品やまゆの最初の糸「きびそ」を使った製品を販売。
四番蚕室向かいは酒井家の旧蚕室で寄宿舎として使われていた建物。
現在は「くらふと松ヶ岡 こぅでらいね」として、クラフトショップ、ギャラリー、ワークショップ体験など行っています。
例年見頃は4月中旬からで、例年桜まつりがおこなわれ、クラフトショップ、飲食ブースなどが土日に出店します。
今年について、最新情報はイベント情報をご覧ください。
桜の時期は夜は蚕室付近でライトアップがおこなわれます。
夏は地口あんどんまつり、ライトアップがおこなわれる。
冬季も雪灯篭まつり、ライトアップがおこなわれる。(撮影2021年2月14日)詳しくは開墾場へお問い合わせを。
2021年は医療従事者への感謝を込めてブルーのライトアップでした。
4月上旬は、本陣から先へ少し歩いたところにあるミズバショウ園も見頃なので、ぜひ。(駐車場あり。数台止められます)